環境に寄り添うものづくり
飲料缶や各種金属容器に使用されているインキには、植物由来の資源を使用しており、バイオマスマークの認定を受けています。


SDGsとの関連
ENVIRONMENTALLY FRIENDLY
インキには様々な原料が使われていますが、その中でも樹脂は顔料の分散媒として働き、印刷のしやすさや発色を決定づける重要な要素であり、代替が難しい原料の1つです。
そこで私たちは自社での樹脂設計・合成技術を磨くと共に、再生可能な植物性の原料を使用してきました。
いち早く未来を見据えた設計思想が、お客様への安定的なインキの供給だけでなく、現在のバイオマスマークの取得につながっています。
金属印刷に使用する油性インキの乾燥には高温、かつ長時間を要するため、多大な熱エネルギーを必要とします。
一方でUVインキは紫外線の照射で瞬時に硬化するため、次工程に移るまでの時間短縮効果に加え、油性インキの乾燥に必要な熱エネルギーを削減することが可能であり、CO₂排出量の抑制に繋がります。
私たちは金属印刷におけるUV印刷用インキを早期に確立し、印刷の効率化や乾燥に要するエネルギーの削減に貢献してきました。
また、UVインキは、大気汚染を招く危険性がある有機溶剤を全く使用しておらず(nonVOC)、その点でも環境に優しいインキです。
UV印刷用インキで培ったUV硬化技術をEB硬化技術へ応用し、これからもお客様の作業効率化、環境へ配慮した製品展開を行ってまいります。